骨折や脱臼・靭帯断裂などの整形疾患、椎間板ヘルニアなどの神経疾患など愛犬が手術などをすることが必要になることがあります。
術後、時には術前から(手術できないケースであっても)できるだけ早くリハビリを始めることは、愛犬のその後の犬生においてとても重要です。
例えば、痛い足を使わないでいると段々と筋量が落ちてしまいます。またその足を庇うせいで他の足等に負荷がかかることにより、別の疾患が生じてしまう可能性があります。
もちろん完治できないこともありますが、それでも自分の足で行きたいところに行ける喜びは愛犬のQOLを確実に上げてくれます。
個々の個性に寄り添い、その仔にあったリハビリプログラムをご提案させて頂き、飼主様と一緒に改善のお手伝いが出来たらと思います。
愛犬にはいつまでも元気で長生きして欲しい。でも高齢期になれば痴呆や寝たきりなどの不安もあります。
若年期から体幹や筋肉を鍛えておくことは、老犬になって寝たきりにならないためにとても重要です。
もし愛犬が運動不足だったり肥満気味なら、今のうちにしっかり固有受容位置感覚を養い、筋量を付けることで、老犬生活に備えましょう。
身体だけでなく、頭を使うことも愛犬のQOLを上げてくれます。
脳を使うことは老化防止だけでなく、程よい疲労は睡眠の質を上げてくれ、ストレスを下げるという好循環をもたらします。
固有受容位置感覚は普段の散歩ではなかなか鍛えるのは難しく、筋トレは人でもなかなか続かないもの。
個々の個性に寄り添い、その仔にあったトレーニングをご提案させて頂きます。
人や犬に吠える・咬む、散歩中にひっぱる、トイレの問題など、愛犬に「それ困るー!」って思う行動。どうしてそんな行動をとるのでしょうか?
そう行動する(やめて欲しい行動をとる)のには必ず理由があります。
でも同じ行動(例えば人を咬む)に見えても、そうする理由は必ずしも同じではなく、その仔によって違います。
その行動(例えば人を咬む)はこれで無くなる!といようなマルチに対応できる方法はないと考えます。
千里の道も一歩から、問題行動に王道なし。個々の個性に寄り添い、そう行動する理由を見つけ、その仔に合った対応をすることが、愛犬に負担をかけることなく問題行動を解決する一番の近道であると思っています。
愛犬の行動に悩んでいたら、相談していただけると嬉しいです。